野生芝レンジ
ある意味「緑の芝生のレンジ」というのがアーチャーにとっての理想だ、という方は結構多いんじゃないかと思います。かく言う私もその一人。
実際土剥き出しの場所でやるのと芝生の上でやるのとでは、相当条件が変わってきます。個人戦とかでは土のグランドでやることが多いわけですが、そういう場所でやると夏場は土ぼこりが酷いし照り返しがきついしで、つらいことこの上ない。芝生の上だと蒸し暑くなるというデメリットもありますがやはり土のグランドよりは格段に射ちやすいと思います(あくまで主観)。
で、我らが経大レンジ。
当然のことながら創建当初は工事の後遺症?で土が剥き出しだった訳ですがそこはそれ、レンジの場所は保湿性に優れた(水はけの悪いともいう…w)江口グランドの辺境地帯w、レンジの西側(道路側)から徐々に植物が進出し始め、十数年経った現在ではレンジの六割近く、30mから50mのエリアに至っては実に八割近くの面積が緑に覆われています。
…とまぁここまで書けば芝生に覆われたレンジになりつつあるように思えますが実際にはそんなわけがあるはずもなく、レンジの主な植生相は自然の芝が3割、あとは大半雑草なわけで、「野生化した芝(雑草)に覆われたレンジ」になっている、というのが現実です(笑)。実際夏場は雑草のほうが勢いを増してほったらかしにするとレンジの半分が使用に支障をきたすことになります。この時期の現役の仕事に「レンジの草刈り」というものがあるのはあながち笑うに笑えない話ではあります。たまにグランドキーパーのおっちゃんが草刈機で草刈りをやってくれたときは感謝感謝といったところですね。



                               (2007.2撮影)


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