リーグ戦下馬評

リーグ戦の下馬評は、1994年度(Vol.33)から掲載が開始されたものです。
内容的には学連が分析したものと各大学が
自己申告したもの、両方あるようです。
当時の経大の戦力評価みたいなものが垣間見られるようで、
なかなか興味深いですね。


 
 
 

文字は小にした方が見易いです!
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1994年度(25代)下馬評
〔男子〕
秋は今一つ調子が上がらず苦しんだ。地力のあるチームだけに調子を取り戻せば
Aブロック優勝の可能性も出てくる。


〔女子〕
昨年、少人数で3部を制し、今年2部参戦。秋の練習試合でも5人いない状況が
しばしば見られた。エース原田を中心にどこまで戦えるか。


≪コメント≫
自分のすぐ下の代なので、結構気になってというか、
興味を持って見ていました。
地力は充分にあったとは思うのですが、その実力を出せる時と出せない時の差が
だいぶ大きかったですね。個人的な感想としては3敗もしたのが以外だ、と思います。
女子はこの年は2部として2年目のリーグ戦でしたが、
4回生と2回生だけでしたので、よくやった…といって、いいのかなぁ…?

《最終成績》 男子2部A4位(2勝3敗)
         女子2部A4位(2勝3敗)

Vol.33より
1995年度(26代)下馬評
〔男子〕
着々と実力をつけてきているチームである。弱点である30mを強化できれば
1部昇格も射程距離である。

〔女子〕
2回生3人1回生2人計5人でぎりぎりの人数であるが、1回生がすくすくと
育っているので頼もしい限りである。実力はあるが、誰も崩れられない厳しさがある。

≪コメント≫
実を言うと、一番心配していたのは、この年です。
男子は幹部がやや伸び悩み気味でしたし、女子に至っては5人ギリギリでしたし。
それだけに男子が2部で優勝したと知ったときは嬉しかったです。
幹部(26代)が踏ん張ってくれたのが大きかったのですが、
新3回(27代)・新2回(28代)が伸びてくれた事も大きな要因ですね。
女子に関しては、これはもう戦力不足としか言いようがないです。
新3回・新2回の5人だけではおのずとやれることに限界があるわけで…
でもトータル的にはわりと安定してたので、次の年に希望は持てました。

それにしても、今にして思えば、男女とも“ツメ”が甘かった…
何が、と言われても、困るんですけど。

《最終成績》 男子2部B優勝(4勝0敗)、2部残留
         女子2部B4位(1勝4敗)

Vol.34より
1996年度(27代)下馬評
〔男子〕
エース栗山を軸としたチーム。底の引き上げがうまく行けば今年も十分に狙えそう。

〔女子〕
故障者続出でつらいところだが、それぞれの選手の能力は平均的。全体的な底上げをは
かる必要がある。

≪コメント≫
この年は新入部員が多く入ってきて(24名・歴代最多)、良い意味での競争意識があったと思います。
実は歴代の中で個人戦・団体戦ともに一番試合数が多いのがこの年。
こちらが見てても楽しそうでしたし、当時その渦の中にいた後の某女子リーダーさん(誰でしょうね…^^)は
この頃が一番楽しかった、てなことを言ってましたね。
その良い雰囲気が男女とも当時のチーム新を導き出したんじゃないでしょうか。

《最終成績》 男子2部A2位(4勝1敗)
         女子2部A3位(3勝2敗)

Vol.35より
1997年度(28代)下馬評
〔男子〕
昨年から比べてやや戦力ダウンというところか。ただ全体のレベルアップが図れれば、
上位に絡んでくることも。

〔女子〕
高得点を出してきてはいるけれども、やや安定感に欠けるところが欠点か。チーム全体
がまとまった点数を出せるようになれば、優勝も狙えるだろう。

≪コメント≫
確かに去年の点数とだけくらべて見れば、戦力はダウンしてましたね。
ただその分、粘りみたいなものはあったかなと思います。
底が止まってたというのが、勝ち進んでいけた要因でしょうね。

女子はもうけが人続出でホントに心配してたんですけども、
優勝した上にさらに1部に上がれたので、凄く嬉しかったですね、1部昇格の場面にも立ち会えましたし。


《最終成績》 男子2部A優勝(5勝0敗)、2部残留
         女子2部B優勝(5勝0敗)、1部昇格

Vol.36より
1998年度(29代)下馬評
〔男子〕
M部員がいるから大丈夫。

〔女子〕
昨年、一部昇格を果たしたばかりだが、一部でどのような戦いを見せてくれるかたいへ
ん見物である。

≪コメント≫
個人的にいわせてもらえれば、この代が一番見ていて楽しかったですね。男女とも。
29代の幹部は総じて個性的な(アクの強い?)部員ばかりでしたからね。
アクの強さがいい意味でチームの雰囲気をいい方向に持って行ってた、という一例だと思います。
女子なんか、本気で1部優勝狙ってました(少なくとも私にはそう見えた)し、
毎回のようにチーム新出してたのを見てたので、ホントにそうなるかも?
なんてことを信じてみたくなるようなチームでした。
ちなみに男子のコメントの、『M部員』というのは、毛利貴之君(体育会副本部長)の事です。

《最終成績》 男子2部A優勝(4勝0敗)、2部残留
         女子1部B3位(4勝1敗)、順位決定戦により3位

Vol.37より
1999年度(30代)下馬評
〔男子〕
昨年に比べ、人数が半減したことに伴い、昨年より戦力がDownしたのは否めない。
今期のリーグ戦に向けて、2回生の戦力化、各自部員の点数upを図り、イレブンの底上
げが必要である。
チーム新 4618点
ポイントゲッター  古川和俊、村上 寛、古賀達也

〔女子〕
昨年に比べて、4回生が抜けたので、人数的に戦力が低下。また2回生がいないので、
4回生、3回生で今期のリーグ戦を戦わなければならない。今期のリーグ戦に向けて、各
自部員の点数upを図る必要がある。
チーム新 2714点
ポイントゲッター  大學沙都、谷本美和

≪コメント≫
去年の主力(ポイントゲッター)が男女ともごっそり引退してしまい、
チーム的にはあまりぱっとしなかった感じです。
恐らくここに書かれている以上に現役には危機感があったんじゃないかと思います。
その中での好材料は、新3回の実力アップだったように思います。
それが次年度での4勝1敗につながった、と言えるでしょう。
女子に関して言えば、引退した29代が4人とも600UPできる実力派ばかりだったので、
彼女たちが抜けた穴は、2回生がいなくて戦力補充ができなかっただけに
あまりにも大きすぎましたね。


《最終成績》 男子2部B3位(3勝2敗)
         女子1部B5位(1勝4敗)

Vol.38より
2000年度(31代)下馬評
〔男子〕
人数は20人。現段階ではまあまあだがまだまだ伸びる余地はある。今、1回生が
伸びてきている。だがやはり主力は現3回生だろう。目標は一部昇格だが、それにとどま
らず、試合新・チーム新など伸ばしていくつもりだ。今のリーグの試合ではエイトの下の
底上げを図るとともに600アップの人数増加を図りたい。
ポイントゲッター:村上

〔女子〕
今回のリーグ戦から記録会という形に人数面の都合でなってしまった。現在2名し
かいないが、戦力的には人数さえいればリーグ戦で十分通用するので残念だ。記録会とい
う形でリーグに参加するのは初めてなので不安が残る。今は各個人の戦力upを図るしか
ないだろう。
ポイントゲッター:谷本・大學


≪コメント≫
この年はやたら僅差の試合が多かったですね。(点差一ケタが4試合中3試合)
部外者には見てて面白い試合かもしれないんですけども、(内容に関しては別…)
観に行ってた私にとっては疲れることこの上なかったです。
次の年(2001年度)からはエイトのみの点数になったんですが、
そこでも僅差の試合ばっかり。もう少し安心して見られる試合、出来ませんか^^?
あと、最終第5戦目が不戦勝だったので、それが少し順位決定戦に
悪い方向に影響したかも。
女子に関しては、谷本さん・大學さんの両方ともがエース級の実力を持ってたので、
ちゃんとしたチームとして出してあげたかったですね。

《最終成績》 男子2部A3位(4勝1敗)、順位決定戦により3位

Vol.40より

(註)ここでVol.40と、いきなり一つ飛んでますが、ミスではありません。
Vol.38までは刊行号数で数えており、Vol.40からは刊行した代で
数えているそうです。つまりVol.40は第40代が出した刊行第39号。
(関西学連渉外委員長の解答)

2001年度(32代)下馬評
〔男子〕
去年と比べると戦力は上がっていると思う。主力は2回生であり、そのほとんどが
600upできる実力がある。ただ試合になると点数が落ちてしまう傾向があるので
それをなくしていきたい。エイト全員が600を射つことが可能であるので、リーグ
戦では大いに期待できそうだ。
チーム新 4624点
ポイントゲッター:須崎伸吾、近藤 寛

〔女子〕
人数不足のために記録会となります。

≪コメント≫
確かに600upできる実力は、多くの選手にあったと思います。
でも練習でいくら600出してても、試合(特にリーグ戦)で出せなければ
お話になりませんよね。あと、経大レンジはなまじ気象条件が良好なので、
悪天候になると軒並み点数落としてしまうのもネック。
これは今年に限ったことではないのですが…

《最終成績》 男子2部A3位(2勝2敗)
Vol.41より
2002年度(33代)下馬評
〔男子〕
現在、3回生8名、2回生7名、1回生11名、計26名と人数はかなりいますが、
現在の状況では2部で勝っていくことすら難しい状況でかなり頭を悩ませています。
ただ各個人の能力から見れば今後どうなるかは未知数といったところです。
何せ人数は多いんで。
チーム新 4430点
ポイントゲッター 西山 稔、近藤 寛、足立篤史

〔女子〕
私たちは、3回生はおらず2回生2名、1回生3名という少人数ですが、皆一生懸命
練習しています。なんとかリーグ戦にも出られそうなので、チーム一丸となって頑張っていこうと思います。
むしろ点数的に一番がんばらないかんのは私なんですが。
チーム新 2300点
ポイントゲッター 細井里江

≪コメント≫
多分この年のメンバーって、この結果に納得しがたいものを持っていると思います。
前年度よりも点数はかなり上がっているのに1勝もできずに最下位。
この年の平均点数なら、隣のAブロックなら確実に勝ち越しはできたはず。
とはいえ、そんなことはお構いなしに勝ち抜いていかなければ1部には上がれないのもまた事実なのです。
ちなみに女子のコメントの、『点数的に一番がんばらないかん』と言っているのは、
女子リーダーの平林祐子さんです。

《最終成績》 男子2部B5位(0勝4敗)、2部残留
         女子3部5位(0勝4敗)、2部リーグ空席多数のため、2部昇格(苦笑)

Vol.42より
2003年度(34代)下馬評
〔男子〕
3回生7名、2回生10名、1回生3名の計20名で、リーグ戦に向け頑張っています。
リーグ戦で勝っていけるかどうかは、1、2回生にかかっており、
特に最近伸びてきている2回生にはリーグ戦では大いに期待しているので、
よい結果が出せるようにチーム一丸となり、がんばっていきたい。

チーム新 4450点
ポイントゲッター 足立篤史
キーパーソン 瀧下智宏 橋本哲也
ダークホース 富山 歩

〔女子〕
めざせ一勝で。みんながんばってください。
ポイントゲッター 細井さん。
キーパーソン 2回生の女の子たち3人ほど。
ダークホース 大垣さんがへこらなければきっと

≪コメント≫


《最終成績》 男子2部A位(勝敗)
         女子2部A位(勝敗)

Vol.43より
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