2003年、経大レンジが改装されました。
 

 現在江口グランドにあるレンジは、1989年に建てられたものですが、10年余りにわたる酷使でかなり損傷・腐食が激しくなってきましたので(的を貼る畳を載せている部分をダウン矢で破壊する部員があまりにも多かったから、という説が…〔爆〕)、2003年の2月下旬に改装されました。

 改装前の写真

 基本的な改装点は、損傷の激しい台座部分を撤去してその部分に金属製の台を置き、その上に畳を横積み(以前は縦積み)にした点と、雨による畳の腐食を防ぐためにカーテンを設置した点です。どちらも畳の交換頻度を少なくするために行った改修ということになります。

 問題点としては、施工業者さんがアーチェリーをよく知らないというのと(知ってる業者というのもそうはいないんだろうけど)、レンジの仕様にピッタリ合う台がなかったということで、台のトップ部がFITA規格の80cm的紙の下辺部分よりやや上に来てしまい、規格外的なレンジになってしまっています。また台が金属製ということで、ダウン矢を射ってしまった場合に若干不安の残る構造になっています。
 グランドでのレンジの位置関係からいえば、長距離(90・70m)もなんとか射てる構造になってはいますが、今回の改装で長距離用の120cm的紙内に台がかかった状態になってしまったので、畳を3枚ぐらい前面に立てないと矢が破損する危険度がかなり増す結果に…
 後ろは基本的に陸上部のテリトリーなので長距離行射は陸上部に許可を取ってやりましょう。ちなみに管理人は陸上部のいないときにコッソリ射ってますがある意味これはモラル違反(苦笑)。

 なお、畳を縦積みから横積みに変更したために、シューティングラインが50cmほど後退しました。ちなみに94年ごろに計測しなおした際にも一度ラインを同じくらい後退させていますので、創建当初より都合1m後退させていることになります。30mラインから1メートル手前をほじくり返したら、昔のラインマーカーが出てくるかもよ(笑)

 2005年にさらに手が加えられました。
 陸上部員がダッシュの練習する際にレンジエリアに流れ込んでくる(苦笑)事が度々あったということで、レンジとトラックの間に仕切り柵が作られました。
 でも木の杭を打ち込んでトラロープ張ってるだけなので、造りとしてはかなり安直だったりします(泣)
 その木の杭もわずか数ヶ月で腐食のために数本ダメになってしまいました(泣)

 そしてさらに2010年に再度手が加えられました。
 今度はラクロスのボールが度々飛び込んでくるために、
仕切り柵から防球ネットに変更されました。
 ↑の木製仕切り柵に比べれば多少は見栄えが良くなったかも?

ちょこっとコラム(レンジファインダー)

 
場所
阪急京都線上新庄駅下車後、大阪市営バス井高野車庫前行きに乗車、
井高野南口バス停下車後、北へ徒歩にて約5分のところです。
2006年12月に大阪市営地下鉄今里筋線が開通して、
井高野に駅ができたので、もう少し便利になるかも?
(地下鉄井高野駅からは徒歩10分弱) 
まぁ恩恵を受けるのはウチの部員というよりよそから練習試合で来る 
他校の洋弓部の皆さんでしょうか(笑) 
inserted by FC2 system